どれ程渇望しても得られないものがあるのだとしたら
どれ程祈念しても理不尽にも踏みにじられるのだとしたら
『此処』から身動きすらできずに私は朽ちてゆくのだろうか
どれ程渇望しても得られないものがあるのだとしても
どれ程祈念しても理不尽に踏みにじられるのだとしても
『此処』にいる私自身のすべての結果なのだから
『此処』に至るまでにした選択の繰り返し
『此処』にたどり着くまでに歩いた道の果て
他の誰でもない私自身が導いたもの
どれ程渇望しても得られないものがあり
どれ程祈念しても理不尽に踏みにじられ
それ自身が私なのだとしたら
私の選ぶべき道は『此処』にしか繋がってはいない
その為にあり
その為におり
その為にいる
私は『此処』にしかいられないのだと、気づいた
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