壊死する体温
- 光さす庭にて賛美を
- 生殺与奪に囚われた
- 仕上げは甘くとろけるように
- 乱倫倫理の眼には
- 心の朽損(きゅうそん)
- 滞(とどこお)る正義
- しなやかに堕ちる夜、雲の向こうに永遠を見た
- それは荒唐無稽なパラドクス
- 「お疲れ様」の意味をずっと考えていた
- 君が今日も泣く理由(わけ)は
- 捻じれた蝶番(ちょうつがい)を叩き壊して投げ捨てて
- 脳内記憶詐欺
- 虚空中毒
- 思い出密室
- 超電波廃人
- トライアンドエラーかつトライアルアンドエラー
- 喧騒デコレーション
- 電動人間の憂慮
- 伝道者たる悩殺
- 中途半端な責任逃れ
- そうだ、いつの間にか軽くなっていたんだ切り捨てて
- 苦悩惨 (く・のう・ざん)
- あなたに溺れて私は解かれてゆく
- こんなにこんなに好きなのに。あなたのあなたの心を握りつぶすのがこんなに簡単だなんて。
- 場違いな恋心と焦がれる無情の物語
- 悲報秘宝
- あの時のあなたならば、きっと
- この手の中にはないんだと今やっと理解したところで、戻れるほど甘いものでもない
- ネジがぶっ飛んだ君の背中が何故だか無性に愛おしい
- どれだけ身を焦がそうと感情など錯覚にすぎない
- 手離さずに失ったモノには気づかないまま
- 爆(は)ぜる感情[悪意] 穿(うが)つ傷[棘]
- 主人公になるのはゴメンだ
- かじったリンゴの裏側に
- ボンクラ共の終末
- 無意味ほど自由なものはない
- 漆黒と鮮血の花嫁
- くそったれな誘惑
- 意味をなさぬ言葉達の墓場
- さらさらと零れ落ちてゆく記憶と時間
- こうまでして立ち向かわなくてはならないとは
- 消して決して捨てないで
- 崩れ落ちた良心とそれを抱える痛みを思う
- 奇異な祈祷
- 愛情純情過多
- 檻の中の神
- 面影残像残滓
- 壊死する体温
- 打ちつけられた四肢の離散
- イカサマイササカイマサラ
- 諦めるほど簡単なことはない
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