かくも虚しき人の性
- 弔いのうたすら届かずに
- あなたの孤独を包む腕があるのなら
- 殺した理性の傍らで
- 安眠場所は君のそば
- 純真無垢解除装置
- 純愛監獄
- 引きちぎる愛の鎖と絶望感
- その手を離せるわけがなかった
- 雑踏にまぎれた恋の欠片
- 贄の印に甘い毒
- 刻印と爪痕深く
- 偽りを超える奇跡
- 混沌の僕(しもべ)
- 軽やかに涼やかに
- 絶望の中の希望を覆い隠す闇唄
- 籠の中の罰は罪を謳(うた)う
- 眩しさに秘めた存亡
- 創始と未来と幕引き
- かくも虚しき人の性
- それは朝露のようにあっけなく
- もがく狂気
- 情愛のモルヒネ
- 慈悲を盾に
- 演じる正義の脆さ故
- 月を描く色彩
- その楽園は禁忌を殺すためにあった
- 君らしさを喰らって果てた
- 操られた意志の末路は悲哀となりて
- 笑わぬために私を消し戻らぬために世界を賭(と)した
- 茶番劇五秒前
- 水深残夢
- 空を屠(ほふ)る
- トキメキ乱反射
- 嘘より昏(くら)い真実
- 夜光虫の業に舞え
- 紛い物のために牙をむく
- 狭量なる思考は慚愧(ざんき)に至る
- 心をこそぎ取る愛という謀略
- にじむやさしさうけとるてのひら
- 君との出会いは僕の何もかもを変えた
- 鏡の向こう、あなたの軌跡
- 人生走破(全ては予定通り狂いなく)
- 無関心な密約
- 残響が軋む
- スキマを埋める捨てられたオガクズ
- お前の中に見慣れない灯を見た
- 解き放つエゴとタブー
- “無償の愛”とかいう綺麗事
- あたりまえすぎてみえないものは
- 思い描く未来は現実味を帯びた逃避でしかない
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