からっぽの今日は押し潰された
- 心を彩る水琴窟
- 微弱な境界線
- 溺死した戦略に忠誠を
- 疾走する改革
- 至れり尽くせり神対応
- もしかしたら私達は問いかける為にいるのかもしれない
- 本当は分かってたんだ殴られた頬なんかよりも心に刺さった棘が痛すぎて
- 降りしきる雨すら私を避けて逃げてゆく
- だから歌うんだ君を見つける為に僕自身がここにいると信じる限り
- 張り裂けそうな喪失は夢と現実の余白で眠り続ける
- この両手で掴み取るものは、強さ
- 地雷じみた告白。
- 支配されたい執着
- 思い出の指切り
- 毒溜まりの御伽噺
- 夜陰蝶の夢
- 互い違いに恋い焦がれ
- 瑕疵(かし)とキズアト
- からっぽの今日は押し潰された
- そんな君こそ僕の道
- 何も持たない君に、滅茶苦茶な愛でも渡したかった
- 晴れ渡るくそったれな空に目が眩んで思わず息をするのを忘れた
- 切り裂いた絆変わらぬ風景届かぬ距離
- 証と言えるものなんざ石ころのような思い出ひとつ
- おまえの全てをこのキスで(喰らい尽くして僕だけのものに)
- これで私は一人だ自由だと、大声で泣いたあの日
- 届かぬ思いはダンボールに積めて
- 腐った目をした少年が低く笑って蔑んだ
- 大丈夫だよと笑ったあの子は飛び降りた
- どんだけ貢いだって神サマは気づきゃしない
- “好き”を結んであなたと生きる
- 感じる指先煽る舌
- がらんどうな目は見透かすように虚ろで深く
- 君の“全て”になれる程僕は立派な人間じゃない
- 手繰り寄せた先にあるたったひとつの希望
彼岸花×5
- 声なき声に君は気づかず
- 君を待つ赤き陽炎
- 落ちる雫は毒に揺れ
- 飛び越えられぬ境界に咲く
- 忘れないでと君が囁く紅蓮花
- 悠久を揺蕩うもの
- 狂気狂いに狂い咲く
- やるせなさと鬼畜の狭間で
- 擬態した感情に名前を付けるとしたらそれは嫉妬
- 泣きたくなるくらいに君を、
炎と名付けた×5
- 忘れられない焦げた笑顔
- 爆ぜた罪悪感はいつしか夢を蝕んで
- 記憶と共に焼け落ちた明日
- 魂すらも燃え尽きた果てにあるもの
- 無限の灰となった世界で大気にとけた
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