静寂に至る

からっぽすぎる自分
空っぽすぎる自分
真っ逆さまに落ちていこうがどこまでも突き抜けようと
何もなくて何も持たなくて何も手に入れられない
生み出さないこの手は虚しく空を掴むだけ
ない ない ない ない
何もない何もない何もない
がらんどうの器を持て余し
誰もいない世界に心地よく浸り
抜け落ちた自分を俯瞰する

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