終わりの終わりは全ての始まり
- 紙きれのような幸せ
- ほし うた かなた
- 塗り潰しのハッピーバースデー
- はらはら散る躯 ひらひら零れる思慕
- 戦慄≧友情
- 禁断×パラノイア
- もどかしい程想いは深く
- 路傍の風に
- 迷子の子守唄
- 孤独山荘遭遇事件
- 陳腐なかりそめ唄
- 堕ちる誘惑について
- 傀儡(かいらい)は今日も黄泉返る
- 上等な嘘とはうらはらに
- 静かなる韜晦(とうかい)
repose of souls
- 全てを包む鎮魂の歌は、古き傷を抉る
- 制御できぬ怒りが蝕み絡まる混迷の渦
- 捧げる祈りは今も尚霧のように虚ろで
- 指先を這う僅かな希望は花に似ている
- 届かないと、嘆く前に目を開けてみろ
- 僕に至るあらゆる痕跡を辿れば作り上げることができるかもしれないね、僕を
- 君らしさを失わないためにも君は君でいなくちゃダメなんだよ君が君をやめないで
- 概念を疑え現実などまやかしだ
- かくして心は食べられた
- この地に満ちる幸いの頌歌(しょうか)
- もっと早く思い出せれば違ったのに
- 「この幸せ者!」と言った顔は更に幸せそうだった
- とぐろを巻く喪失感と希望に満たない過剰感
- 終わりの終わりは全ての始まり
- 欠損恋愛記
- 自滅回路に咲く花は
- 陰鬱な天使の問わず語り
- 憂欝な神様の昔話
- 取りだした眼球は涙の味がしました
六塵 <色・声・香・味・触・法の六つの境界>
- 眼に咲く無色の救いは
- 空耳に踊る無邪気な声に
- 鼻腔に届く静かな香雨
- 舌先で転がす甘美な苦味を飲み干して
- この身に余る罪など触れられやしないのに
- いくつかの意思は鮮やかなる無法となる
憂の果実
- カーテン越しの距離よりも
- 言葉なんていらないと繰り返し伝えたのに
- 楽園はどこに行った
- ささやかすぎ故の
- 指先からこぼれ落ちる後悔と
- 立ち止まらなければよかった
- 伝わらなかったさようならの先に
- 車窓から遠ざかる思い出
- キレイなキレイな嘘
- はじけた夢の果て
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